太陽光発電の補助金を利用しない手はない!

私は昔からエコに対する関心が強く、携帯の太陽光発電での充電器なども利用した事があります。ようやくこの度家を建てるにあたり、太陽光発電を導入しようと思いました。また太陽光発電の補助金制度があるというのも知り、実際にいくらくらいでできるかを把握した上でこれなら我が家でも導入可能だと思ったのが決め手です。

懸念点としては手続きが煩雑だと思ったのが最初のイメージでした。太陽光発電の補助金についてのホームページを見ても文字が多く、わかりにくかったので、家を建てる前はほとんど内容を理解していなかったのですが、実際に家を建てる時には周りのいろんな業者さんに相談したのでそのときにわかりやすく説明してもらいようやく少し理解しました。とはいっても手続きのハードルの高さは拭えず、結局手続き自体をJ-PECに登録した手続き代行者である取扱店にお願いしました。その際には何かトラブルがあってその代行をキャンセルができないというのが少し不安だったのですが、こちらもできるだけインターネットで情報をあつめて信頼できる業者選びを心がけました。業者によっては交付の対象となるkw数を書き換えて金額を改ざんしたり、申請の受理をする前に工事着工をするような悪質な業者もあるというのだから、ここは自己責任で信頼できる業者を捜しました。

太陽光発電が良いなと思ったのはやはり長い目で見てエネルギーを自分の家で作ってそれを利用できるというのがとても素晴らしいエコなシステムだと思ったからです。さらに売電も可能という事で余った電力を電力会社に売る事もできるのです。これは日本が地震大国であり、原子力発電所をなくしたいと思っている私にとっては心が清らかになる行動の一つです。太陽光発電の補助金制度というのも導入するきっかけの一つなので、2014年の3月末まででこの制度がなくなってしまったことは今後太陽光発電を導入する人たちが減ってしまうのではないかという懸念もあります。

私が太陽光発電の補助金を知ったのは友人からのお話でした。友人は私よりも数年早く家を建てており、太陽光発電を導入していたため、色んなアドバイスをいただきました。太陽光発電の補助金は国から交付されるものと、地方自治体から交付されるものがあり、後者は住んでいる場所によって違ってくるので、その点では参考になりませんでしたが、基本的にはこの太陽光発電の補助金を利用しない手はないなと思いました。

太陽光発電の補助金を申請したのですが、その補助金の交付は後からなので、実際には一旦こちらが全額立て替えることになりました。本当に補助金が交付されるまでは少し不安でもありました。その交付金が交付されたのは半年ほど先でしたので、ちゃんと交付されるのか心配でしたが、無事に交付された後はもう太陽光発電の恩恵を受けるのみで、とてもありがたいと思っています。いままで実家がマンションだったのであまりわからなかったのですが、主人は実家が一軒家で太陽光発電は導入しておらず、そんな主人が言うには「夏は暑さがまし」という事です。こちらはインターネットで調べてみたところ屋根下の地材の温度が10度ほど違うという記事も見ました。それにより部屋の温度も体感でわかるほど変わってくるようです。夏は涼しいだけではなく、冬は暖かいという記述もあったのですが、こちらはよくわかりません。

やはり太陽光発電の最大のメリットは毎月の電気代がほぼかからないという点だと思います。いままでは2人暮らしで月平均1万円弱かかっていたので、これが減ったことで年間10万円ほど節約できることになります。さらに売電で毎月収入があるのが嬉しいです。ただし、天気がいいときはもちろんいいのですが、天気が不安定になる梅雨の時期や、冬は電気大丈夫かなという今までになかった心配が生まれました。とはいえ不安よりもメリットの方が大きいので導入したのは大正解でした。

お金の面以外では自分の意識が変わったという事です。今までエコに対する活動というのは自宅でできるゴミの分別や小さな太陽光発電機での携帯充電くらいで、あまり地球にいいことをしているという意識が出なかったのですが、太陽光発電では目に見えて数値で確認でき、エコに貢献しているという嬉しさがあります。確かに初期費用が高額で、導入に踏み出すのは少し勇気が入りましたが、つけるならこのタイミングしかないと思い、太陽光発電の補助金制度も後押ししてくれ、導入が実現しました。お金の面でも精神的にも豊かになる太陽光発電が日本の一般家庭でもっと広がれば地球も喜ぶなと思います。